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皆様こんにちは。
自宅などでお使いのルーターがもし不正なユーザーの中継基地になっていたらどうしますか?
不気味ですよね。。
そんな事態を想像させる内容のリリースが先日バッファロー社より、
NICTERの投稿に関する重要なお知らせ(5/23更新)として公開されました。
ざっくり内容をお話しすると、表題の通り、脆弱なルーターがあるのでちゃんと対応してね!というものになります。
そこで、今回は、こちらの記事の内容を読み取っていきます。
NICTERとは何?
今回話題になっているNICTERとは、「インターネットで起こる無差別型攻撃への迅速な対応を目指したサイバー攻撃観測・分析・対策システム」のことを言います。
そのNICTERの解析チームがバッファローの一部ルーター製品に対してセキュリティのリスクについて言及したものです。
上記NICTOR解析チームによる投稿を見ると、実際にボット感染したルーターが稼働中のようです。
えっ!これは非常にまずい状態です。
続けてのツイートで、NICTOR解析チームはバッファロー社と協力しながら調査中とのことを公表しています。
ということで、上記ツイートにあるバッファロー社からのプレスリリースを確認してみることにします。
バッファロー社の対応について
今回のバッファロー社からの公式声明によると、ボット感染疑いのあるルーターについて複数の機種名を公表しています。
また、類似機種についても公表があります。(以下バッファロー社より機種名を引用)
NICTER解析チームによって発見された感染の疑いのある商品シリーズ
WHR-1166DHP2
WHR-1166DHP3
WHR-1166DHP4
WSR-1166DHP3
WSR-600DHP
WEX-300HPTX/N
WEX-733DHP2
上記商品の類似設計商品シリーズ
WEX-1166DHP2
WEX-1166DHPS
WEX-300HPS/N
WEX-733DHPS
WEX-733DHPTX
WEX-1166DHP
WEX-733DHP
WHR-1166DHP
WHR-300HP2
WHR-600D
WMR-300
※こちらの機種名については、最新の情報を追っていただく必要があるため、バッファロー社のサイトを必ずご確認ください。
主に上記機種で弱いパスワード(工場出荷時パスワードなどを含む)
などが設定されている場合とされています。
何をすればいいか
では、該当機種を所有・使用しているユーザーは何をすれば良いかという点について説明していきます。
商品の設定初期化と再設定
今回の問題について、装置メニューからの初期化や、機器マニュアルをご覧になった上で
機器の初期化を行い、再度ルーター機器の再設定を行うことが推奨されています。
ファームウェアアップデート
また、今回の問題が発生している機種について、
ファームウェアアップデート対象機種もあるようですので、該当する場合はファームウェアアップデートを実施して下さい。
次に、ファームウェアアップデートが可能かどうか、更新ファイルの確認も実施して下さい。
パスワードを強固なものに変更する
そして、色々なサービス利用に共通しますが、普段あまりパスワードを変えることのない機器のパスワードについては、パスワードを強固なものに変更することをお勧めします。
初期化したのは良いですが、パスワードが弱いもののままだとすぐに不正ログインされかねません。
セキュリティ情報は気にしておいて損はない
今スマホデバイスや社会生活をする上において、
インターネット上のログイン操作は欠かせないものになっています。
普段の生活と切り離せないことだけに、
常にパスワードの強度については気にしておきたいものですね。
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