【注意喚起】スレッズ(Threads)で注意すべき情報商材投稿や拡散行為

SNS

Facebookで有名なメタ社が運営するInstagramから派生したThreads(スレッズ)、Twitter代替的なプラットフォームかつTwitterより参入障壁が低いことも相まって、インスタグラム利用者の方も多く利用しています。

そして、Twitterほどアプリによる乗っ取りなどが少なめな印象を持っています。

しかし、このスレッズにも、注意すべき人為的な詐欺的な過剰宣伝(スパム)行為は存在しますので、こちらの記事では、その例を挙げながら、Twitterとの違いなどを含め、皆様にわかりやすいようにご紹介していきます。

詐欺的なスパム行為について

Twitterで多く見られる、サークル上にアイコン表示がされ、その画像をシェアできる「Twitterやりとりサークル」といったアプリですが、Threadsではこのような連携型のスパムは存在しないように見えます。しかし、それ以上に問題をはらむ詐欺的なスパム行為が存在しますので、列挙していきます。

エンゲージメントボット

相互フォロー、相互いいねなどを過度に行うことを目的とした偽の「エンゲージメント(ユーザーの反応)」を獲得するアカウントグループなどが存在します。

「いいねでフォロバ」「RTで拡散希望」などもこの一つになりますが、Threadsはインスタグラムとの連携が強いため、フォロワーやいいね獲得のための人工的な交流は増えやすい環境ではあります。

また、業者グループによるお互いの投稿褒め合い・相互拡散なども人工的なエンゲージメント創出の一つになります。

このような投稿のペナルティについて

このようなエンゲージメントボットを行うことでエンゲージメントを力技で増やせる反面、以下のようなペナルティも存在します。

書き込み頻度や一斉エンゲージメントの自動制限

メタ社のアルゴリズムには、このような人工的なエンゲージメント増加策に対して、自動的にアカウント制限がかかったりする仕組みがシステムに組み込まれています。また、迷惑投稿や過度な連携行為(コメント、複製投稿)に対する検知・抑制の仕組みも強化されてきています。

スパム行為を行なっていると、ある日突然アカウントがロックされたりするなんて言う未来も普通にありえます。

増加中!質の悪い情報商材業者に注意

また、質の悪い情報商材業者(いわゆる「SNS起業家」「ノウハウコレクター搾取型」など)による被害が増えてきています。

簡単に稼げたり、技術が習得できたりする売り文句は確認してみたいですよね。。わかります。
しかし、そんな簡単なことは世の中には存在しません。あるなら独り占めします。

この被害に遭わないために、以下の点を知識として覚えておくことをお勧めします

不自然な実績を謳う投稿

1ヶ月でxxxx万円稼ぎました!!などどいった投稿が代表例ですが、これらの投稿のほとんどにはエビデンスがありません。画像なども改ざんや合成されたものが多いです。

他のプラットフォーム(規制が緩いLINEなど)への誘導

「続きはLINE登録が必要です」などといった具合に、他のプラットフォームへの誘導が含まれた投稿には注意が必要です。

なぜ注意が必要なのかを以下にご紹介していきます。

なぜLINEへ誘導したがるの?

なぜLINEへ誘導したがるのか・・・それはLINEという閉鎖された空間に移動させることで警戒感が下がり、相手に任せる傾向が強まるためです。

これは、登録を許諾したYESを根拠に、その後の許諾が取りやすくなる「一貫性の原理」と、
選ばれた感を演出する「スノップ効果」が用いられます。

既読確認されることによる接触が継続する(洗脳される危険)

そして、LINEは既読確認が行われるシステムのため、継続的な接触が発生し、信頼感があるとの錯覚が起こります。

ここでは「擬似親密性」「単純接触効果」などが用いられます。

LINEでは断れない空気が作りやすい

Threadsなど、SNS上での宣伝アプローチは、Threads → LINE登録 → note販売 または セミナー誘導 → 高額商品販売 といった流れを辿ることが多く、特に間にプレゼント性のあるものを介在させた流れでは、閉鎖的なLINEゆえ、自身が非常に断りづらい環境に置かれることになります。

SNSで自分を守るためには

では、このように危険性をはらんでいるSNS広告や不適切な商材などから身を守るために何をすれば良いのかを考察していきます。

簡単にLINE登録しない

一番は、簡単にLINE登録を行わないことです。そして、無料という言葉には注意しましょう。
登録を行うだけで、相手からの接触機会は増える一方になり、無料の引け目から、その場所から抜け出す機会も減っていく可能性があります。

画像などの実績は加工かもしれない

全ての画像を疑うくらい疑い深くなっても良いくらい、SNS上には加工画像、加工動画で溢れています。また、最近のAI技術により精巧に加工されたものも増えてきています。

まずは目の前にある情報を疑ってみてください。

DMやLINEで個人情報は渡さない

安易に個人情報を渡すことは避けてください。SNSでは個人情報を渡すことで、それをネタに脅されることもありますし、自撮り画像なども関係性を断てない原因になることもあります。

最後に

このような、情報商材などで困ったときは、まず気軽に消費生活センターや国民生活センターに相談をされることをお勧めします。

クローズドな環境では自分が洗脳されてしまっている可能性を常に疑って、誰かに確認してみるなどの第三者の目を使うことも非常に重要になります。

ネット上には、良い情報もありますが、それ以上に人を騙してお金を稼ごうといった動きも多くみられます。

不必要な出費はなるべく避けて、ご自身の本当のためになることにお金を使っていただきたいです。

YouTubeチャンネルうさ夫チャンネルでは、今回の内容のほか、様々なネットのわかりにくいを少しわかった気になるyoutube動画も掲載していきます。
キャンプチャンネルの、うさ夫チャンネル/キャンプも公開しておりますので、
よろしければチャンネル登録いただけるとコンテンツ制作の励みになります。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!

コメント

Amazon プライム対象
タイトルとURLをコピーしました