【未経験でも大丈夫】2級小型船舶免許取得体験記

つぶやき

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

ボートの免許を取得しました!

皆様こんにちは。

今回は小型船(ボート)を操縦するときに必要な2級小型船舶免許(正式名称は二級小型船舶操縦士)を取得しましたので、免許取得までに体験したことを書いていこうと思います。

ボートを運転する事といえば、バスボートに客として同乗したか、アヒルボートをこいだくらいの経験しかないため、かなりビビってましたが、実技審査前の講習を重ねることでなんとかなりました。では免許を取るまでの流れを説明していきます。

免許を取得するために必要な学習内容と試験内容

国家資格である2級小型船舶免許を取得するためには、身体検査・実技試験・筆記試験を行って合格する必要があります。

独学などで上記3つの試験をパスすることももちろん選択可能ですが、車と違って、船は標識など全くのゼロ知識ということもあり、教えていただく方が安全かつ近道かなと考え、今回は自動車学校と同様に一定の講習を受けることで国家試験が免除されるスクールを選択することにしました

ただし、国家試験が免除される形式のスクールは、実技・学科とも修了審査が別途行われており、その審査に合格する必要があります。免除といっても、審査も何もないというわけではありませんのでご注意ください。

ちなみに国土交通省のサイトに(免許の取り方)というページも用意されていますので、ぜひ参考にされてください。https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_fr10_000007.html

船の免許教習等を行うマリンライセンスロイヤルに問い合わせてみる

そんなこんなで、google検索で船やボートの免許について調べていると、航行距離などによって1級や2級などの種類があるということを知り、免許の難易度はどんな感じかな?などと深堀して行くうちに、マリンライセンスロイヤルという会社が免許取得の講習などを行っていることがわかり、その福岡事務所へ早速メールで問い合わせをしてみました。

すると当日中にご連絡をいただいたため、色々と質問をしてみて、大まかな取得までの道順が理解できたため、当日申し込みの手続きを行いました。この日に、実技試験の日程も決めてしまいました。

学科講習はオンラインで可能(コロナ対策?)

受講の段取りを決めようと実際にどのような形で学習を行うのかを確認したところ、通常だと講習会場に出向いて学科試験の講習を座学で行う形になるのですが、今回は学科試験の学習をオンラインで行うことができるということを知りました。(コロナなどの伝染病対策の一環として認められているとのこと・2021年9月時点)
後日オンライン学習用のアドレス等が送られてきて、早速学習開始しました。

リアルタイムでの対面学習ではなく、事前に録画された講習内容をYouTubeで見ながら学習をするというスタイルのオンライン学習でしたので、隙間時間を使っての学習や深夜学習など、学ぶ時間を自由に選ぶことが出来る点が非常に良かったです。
ですので、主に移動中の車内で復習をしてみたり、電車の中で復習など、空いた時間を十分に活用することができました。

学習した日程などは別途配布される紙に記録する必要があり、1日連続でオンライン受講ができる科目数は4科目までと制限がありますが、余裕を持って4日くらいに分けて受講を行いました。

用意されている動画がかなり親切で、二級の免許で必要な範囲は概ね学習できたなという感じを受けました。

そして、学科の修了審査は筆記試験が行われるため、その学習用の過去問なども学習教材として送られてきましたので、そちらも試験日までに通して学習しておきます。

うさ夫はこの筆記試験が一番自信ありませんでした。。

身体検査について

ボートの免許を取る際には車の免許とは違い、身体検査が必要になります。これは船を操船する上で支障がない健康状態であるか、医師に証明していただく必要があるためです。

こちらの書類は実技審査を受けるまでに実際に病院に出向き、先生に診察を行っていただいた上で必要書類に身体状況等を記入いただいて、スクールに提出する必要があります。特に異常等指摘されなければ問題はないです。

実技の学習と実技審査

事前に実技学習と実技試験の日程(会場に行って行う)を約2週間後に決めていましたので、その日程までに学科のオンライン講習を終わらせ、実技講習の日に実技会場まで出向きました。

当日は、実技学習と実技審査を行うことになっており、朝9時からお昼15時過ぎまでの予定です。

実技学習で車との感覚の違いに困惑

教官と実際に船に乗って操船実習をする前に、船の各場所の呼び方や機能、エンジンや給油コックほか法定備品の点検方法、ロープの結び方、船への乗り込み方など教官から教えていただきます。

一通り船の説明をしていただいた後に、まずは教官の操船で離岸・着岸・マリーナでのマナーほか海での走行など様々な航法を見て学習し、その後はいよいよ私自身による操船となります。

実際に離岸の操船をしようとした際に、車と違う操船感覚に戸惑い、スロットルを開けすぎたり、後進で離岸を行うときに、後ろの船にぶつかりそうになったりとはちゃめちゃな出足でしたが、教官に色々とサポートしていただくことにより徐々に操船にも慣れていき、最終的には離着岸を自分で行うことができるようになりました。

ですので、船の操船に自信のない方でも全く問題はないです!

実技審査について

実技講習の際に、実技審査で実施する科目やコースを一通り習うのですが、実技審査はその動作を審査員がついている横で一人で行います。もちろんノーヒントです。

離岸前の点検、ロープワーク、離着岸、スラローム走行、特定の目標を指示されての航行、船舶回避の走行、ブイを人に見立てての人命救助、他を行います。

今回一番苦戦したのがロープの結び方で、特定の結び方の名前を指示された後に実際に結んでみるという試験ですが、何回か結び方を間違え、再チャレンジをすることでようやく結ぶことができました。うさ夫は非常に物覚えが悪いです。。

最後の大物、学科審査

実技審査が一通り終わると、会場に戻り、学科審査が始まります。うさ夫が一番懸念していた学科審査です。

学科審査は3つの項目に分かれており、それぞれに足切りの点数が存在します。

そんな不安の中試験がスタートしましたが、試験を通して回答してみた感覚だと、私が学習していた範囲が多く出題されており、命拾いをしました。

特に回答できない項目も現れず、試験を終了することができましたが、事前勉強があまりできていなかったため不安感は合格発表まで解消されませんでした。

合格発表は2日後の午後とのことで、会場に掲示されるか、会場にみに来ることができない人は電話での問い合わせに応じるとのことで、私は電話での試験結果確認にすることにしました。

そして2日後に電話を行って、無事合格を確認することができました!

免許を取得してみての感想

免許を取得してみての感想ですが、実際に船の操船を体験すると、車とは大幅に違う操船感覚に、戸惑いもありますが、慣れてしまうとすごく操船が楽しくなるなという印象を持ちました。

船の免許は手元に届くまでは無免許の状態となりますので、操船することができませんが、手元に免許が届き次第、色々と操船を楽しんでみたいと思います!

免許取得後の操船の様子も、ブログやYouTubeにて公開できればと考えておりますので、ぜひお楽しみにです!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

参考リンク

マリンライセンスロイヤル

コメント

Amazon プライム対象
タイトルとURLをコピーしました