【更新】サンヨー AQUA 洗濯機AQ3000 給水不良(E11)改善対策

つぶやき

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サンヨー AQUA 洗濯機AQ3000 給水不良の改善対策

ご注意:こちらの文書は修理と言うよりは改造となりますので、完全自己責任での対応をお願い致します。

皆さんこんにちは。

我が家ではサンヨーが発売していた洗濯乾燥機、AQUA AQ3000というモデルを使っています。

エアウォッシュという無水で洗濯が可能な「オゾン洗浄機能」を非常に気に入っていて、いつも使っていたのですが、たまにE11というエラーが発生していました。

給水不良を指すエラーのようですが、エラー出始めの頃は「スタート・一時停止」ボタンを二度押しすることで通常動作していましたが、先日ついにエラーが回避できず、洗濯が終了しないという事態になりました!!

洗濯機の修理を検討するも修理部品の供給は終了

その日は、コインランドリーに行って洗濯物を洗い終わりましたが、発売開始からかなりの年数が経ったこの機器は修理部品の供給も終わっています。

この調子では洗濯機を買い替えなければならない。。そして買い替えとなるとかなりの出費に。。

何とかならないかとネットで発生したエラーを調べてみると、なんと同様のエラーで悩んでいる方が複数見つかるではないですか!

そんな先人のサイトを参考にさせていただくと、どうやら給水バルブ内のパッキンが壊れている例が多く見られました

しかし、補修用パーツは供給終了している。。

さてどうしたものかとさらにネットを検索してみると、他社製のパッキンを使用して症状が治ったという先人からの報告が挙げられていました。

そのパーツを早速注文し、いちかばちかで改造を施してみることにしました

さて、動きますかどうか。。

代用品にて改造を実施

まずは、洗濯機のトップカバーをプラスドライバーを使って開けていきます。

カバーを開けると、洗濯機背面に見える部品が見えます。給水弁なのですが、そこにバルブが入って居て、水を出したり止めたりする仕組みになっています。

上記のパーツを取り外すために二本のプラスネジで止まっていますが、そのネジを外して、外側に引っ張るとタンクから部品が外れます。部品の下には2つパイプがつながっていて、そのパイプは留め金で止まっていますので、留め金をつまんでずらして、パイプを引き抜きます。

パイプを取り外したパーツ全景です。

取り外したパーツをここから分解していくわけですが、中央4箇所が、いじりどめトルクスで留められていますので、TH-20を使用して外します。その他のネジはカバーの取り外しに使用したプラスドライバにて外す事が可能です。

ネジを全て取り外し、パカっと開いたところです。

白いプラスチック部品の横に黒いゴムパッキンがあります。

黒いゴムパッキンが縦に裂けており、白いプラスチック部品が見える状態になっています。

この亀裂の影響で、給水できない状態となっておりました。

これから、この部品を代替品と交換していきます。

ゴムパッキンのみ使う用途で取り寄せた、他社製の給水弁assyです。

この中の部品が流用できると言う情報をもとに、ダメもとで試してみます

こちらの部品は、トルクスドライバを使わずに分解が可能でした。

※取り寄せた部品の分解写真ですが、撮影を忘れており、組み付け等の写真はなしです。。

ドキドキしながらの動作テスト

というわけで、ゴムパッキンのみ交換を行い、再度組み付けを行って、給水テストを行うと。。

勢いよく水が流れてきました!

修理前まではほとんど水が出てきてませんでしたが、まるで生き返ったかの様な勢いです。w


今回、様々なネットの情報から修理・・というより自己責任での改造になりますが、無事洗濯機としての機能を回復しました

折角のお気に入りの洗濯機、たった一つのゴムパッキンで廃棄するのもなんだかもったいない話、これからも末長く使って行きたいものです。

2024年2月追記:なんと、電磁弁水入口シールリングとしてAmazonでそれっぽい商品が展開されているではないですか!!
まだ実際に確認していませんので、使えるかどうか確定できませんが、念のためにリンクを貼っておきますね。検証ができましたら改めてご報告いたします。

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