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GSX-S125にエンジンガードを取り付けます
皆様こんにちは。
今回、デザイン向上とバイクを倒してしまった時に備えて、HEPCO &BECKER社製のエンジンガードを取り付けてみました。
HEPCO&BECKER(ヘプコアンドベッカー) エンジンガード スチール ブラック GSX-S125(17-18) 5013536-0001
今回はこのエンジンガードの取り付け工程をご案内していきます。
ちなみに、取り付け後の写真はこちらです。
エンジンガード取り付け作業を開始する前に
作業開始をする前に、揃えておきたい備品類をご案内します。
工具類
ソケットレンチと長めの鉄パイプ
長めのスピンナーハンドル
エクステンションバー
対応した六角ソケット、ヘキサゴンソケット
プラスドライバ
工具類で特記事項があるとすれば、一箇所フレームに取り付けているボルトを外す必要があるのですが、一人で作業する場合はその箇所が供回りするため、片側のラチェットを鉄パイプなどを使って固定する必要があります。詳細な場所は後述いたします。
ねじ止め剤
ねじ止め剤はエンジンとフレームを固定するためのボルト類に塗られているため、再取り付けの際にねじ止め剤を塗布してねじ止めします。
外したカウルを地面に置いておくための敷物(カウルに傷をつけないものなら何でも可)
単純に外したカウルをコンクリートなどの上に置くのは忍びないので、敷物を準備します。
作業開始
作業内容
エンジンガードは、エンジンをフレームに止めているボルト類の片側二箇所に挟み込む形で固定を行いますが、カウルを外さないとボルト類にアクセスできません。
本来は両側のカウルを外すと作業性が良いのですが、バイクの左側カウルを外すだけでも(一部右側カウルを押し込んだりするなど若干無理はありますが)作業は可能になります。今回は左側カウルを外します。
(1)シートを外します。
シートを外すためのネジ類はシート後ろ側を少しめくると2本見えます。
こちらのネジは5mmのヘキサゴンソケットを使って外します。
シート前側は爪で止められているため、ネジを2本取り外した後にシートを後ろ側にずらすと、爪が外れ、シートを持ち上げることができます。
シートを持ち上げると、バッテリーにアクセスできるようになりますが、今回はバッテリーをいじることはありません。
(2)サイドカウルを外すためにシート後方のプッシュリベットとネジを外す
この手順はサイドカウルを外すためのものです。シートを外したついでにサイドカウル後方上部と下部を留めているプッシュリベットとプラスネジを外します。
プッシュリベットは細身のヘキサゴンレンチなどで押し込むと簡単にロックが解除されますので、リベット周辺を爪かマイナスドライバーなどを使って持ち上げることができます。
同様に、テールランプ上部のプッシュリベットとネジを外します。
(3)シュラウドを外します
側面中央のサイドカウルを外す前に、バイク前方のライト横にあるシュラウドを外します。
シュラウドを外す際は、ネジを2本ヘキサゴンソケットを使ってはずしますが、他の二箇所はグロメット固定ですので、引っ張ることで外せます。
シュラウド全体を取り外す際に、他のパーツとの引っ掛かりがありますので、ゆっくり慎重にはずしてください。
(4)サイドカウルの取り外し
シュラウドを外した後に、サイドカウルを取り外します。
サイドカウルは、(2)にて外したプッシュリベットとネジ、これから外す六角穴付きボルト3本とグロメットで留まっています。
一枚めの写真ではすでに作業後でネジが外れていますが、通常は三箇所六角穴付きボルトで止まっています。
サイドカウルを外すときの注意点ですが、(2)にて外したシート後方ストップランプ付近までカウルがつながっていますので、注意深く外すようにしてください。
(5)フレームにエンジンを留めているボルトを外します
ここからエンジンをフレームに固定しているボルトを外していきますが、エンジンガード固定に必要な箇所は二箇所です。
なお、エクステンションバーが必須です。
合わせて、この項目以降は製品のマニュアルにも記載がありますので、そちらを主に参照されて作業を行ってください。
エンジンとフレームを留めているボルト類に関しては、前方に二箇所、後方に二箇所の四箇所作業する必要があります。
この作業は重量物を支えているボルトを外すことになるため、万が一に対応するためにエンジン下にジャッキなどを添えておくことが理想ですが、自分はジャッキを使わずに作業を行いました。
この場所は、左側が長いネジボルト、右側がナットという一組の組み合わせで留まっているため、一人で作業するときに片側を固定しない状態では、空回りしてしまいます。ですので、片側にソケットレンチと鉄パイプを組み合わせてステップと工具を固定して回すなどの工夫が必要です。
作業者が二人いる場合は何の問題もありません。
エンジンガードを取り付けるにあたって、ネジボルトやナットはエンジンガード添付品と交換する形になるため、取り外した純正のネジボルトやナットは保管をお願いします。
手順書に従って、添付のネジ類と交換を行い、エンジンガードを仮止めしていきます。
前方にあるエンジンを留めているネジボルトは短いもので、空回りの心配はありません。
こちらのネジも取り外した後はエンジンガード付属のネジと交換することになりますので、もしもの時のために大切に保管をお願いします。
ネジを交換してエンジンガードを固定する作業に入ったら、エンジンを固定するネジ部分には、ねじ止め剤を塗布することを忘れないようにしてください。
私が使用したねじ止め剤は中強度のものを使用しました。
エンジンガードが固定できましたら、外した外装パーツを付け戻していきます。
パーツつけ戻しの作業に関しては、特に難しかった箇所はありませんでした。
(6)完成写真
なかなか車体に馴染む、良いデザインのエンジンガードだと思います。
製品の作業マニュアルに記載されている手順に関しては省略しつつ、大体の概要をこちらでお伝えすることができたかと思います。
ぜひ、皆さんも作業チャレンジしてみてくださいね!
謝辞
今回、取り付け作業を行う際に、こちらのサイト(ShimoKenSize様)の作業工程も合わせて参考にさせていただきました。ありがとうございました!
最後までご覧いただき、感謝いたします!
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