承認欲求の沼・Threads(スレッズ)やXで気をつけるべき心理状況について

SNS

はじめに

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スレッズやTwitter(X)を開くと、気づけばあっという間に時間が過ぎていませんか?
「いいね」の数に一喜一憂したり、他人の投稿と比べて落ち込んだり、気づけば知らない情報に振り回されたり・・・。

このように、SNSはとても便利で楽しい一方で、私たちの心に少なからず影響を与えています。

今回は、スレッズやTwitter(X)を利用するときに気をつけたい心理的な落とし穴と、その対策についてまとめました。
この記事の内容を少しでも読んでおくことで、今日からSNSをもっと健全に楽しむことができるはずです。

ThreadsなどSNSを楽しむ上で気をつけるべき心理状況

承認欲求が強化される

スレッズやTwitter(X)は、「いいね」や「リポスト」をもらえることによって、気持ちよくなるツールです。例えば、多くの「いいね」をいただけることによって、「自分の投稿が賛同された」ことを実感しやすくなるという具合です。

それによって、次の投稿もさらに賛同されるような文書を作って投稿したいという気分になる・・という流れです。好循環でもありますが、一つ間違えれば悪循環へ。。。

承認欲求による悪影響

炎上による論争に巻き込まれる

あなたがThreadsやTwitter(X)上で見かけた「つい投稿した強目の意見」が想定以上に拡散されて、反論が集中し、色んな人から叩かれることによって言い返したくなる心理が働き、さらに反論やきつい中傷投稿などが発生するケースは数多く発生しています。

対策:このような攻撃的な投稿などについては、一旦スマートフォンなどの画面を閉じることでSNSから離れ、少し落ち着く時間をとると良いです。冷静な判断を取り戻すことができます。

そこで自身が最初に行った投稿を見直し、謝罪すべき点があれば謝罪をするのも一つの手段です。

SNSを見ると気分の落ち込みが発生する

承認欲求そのものは悪いことではないので、その欲求を持つことはなんら問題がないのですが、投稿から承認欲求を求めている場合は、投稿に「いいね」がつきにくくなると、落ち込んだりストレスを感じたりすることが多くなります。これはあまり良くない状況です。

対策:この投稿に「いいね」がつかないことによる落ち込みをどのように対策するか、ですが、
「現実の人とリアルに対話する」ことでSNSからの返信一辺倒にならない、SNS頼りにならないように視点を広げることが有効です。

比較することで自分がつらくなる

他人の成功体験や豪華な生活、見ていると羨ましくなりますよね。。
そしてつい自分と比較して「羨ましいな」となり、落ち込みやすくなります。
綺麗な部屋、豪華な装飾品、キラキラな集まり、お友達が多く楽しそうな人々・・・

私でもそんな投稿を見ると「いいなぁ」と思うことでしょう。

対策:でも、少し考えてみてください。その投稿は成功した人のある一部の切り取り、そして豪華な生活は、ただそう見えるだけの作り物かもしれませんよ。

落ち込みがちSNSは「切り取られた一部」であることを忘れやすいものです。

あなたにはあなたの素晴らしい人間関係や生活環境があるのです。切り取られた一面の豪華さに左右されないよう、自分自身の今の生活を大切にして、人と比較しない訓練を少しずつ始めてみましょう。

デマや誤情報・中傷投稿の無自覚なシェア・リポスト

根拠の必要がないデマや、有名人が批判されている投稿、つい拡散させたくなりませんか?
これは私を含め、すべての人が経験する衝動ですが、ここで情報の真偽を確かめずに無自覚に拡散させてしまうと、嘘の情報を拡散させることになります。

例えば、◯◯業の◯◯さんが着たドレスだと分かっていたら、私こんな衣装選ばない!ということを何も考えることなく、いろんな人が見るSNS上に投稿したらどうなるでしょうか?

投稿された人や関係者は悲しい気持ちになるはずです。
そして、このような投稿は非常に短時間で多くの人に拡散されやすいのです。

対策:まずは投稿する前に真偽の確認と、誰かを傷つける投稿の構成になっていないかを確認する癖をつけましょう。そして、誰かを傷つける可能性のある投稿は投稿ボタンを押す直前で消すように心がけます。一旦SNSの世界に投稿されてしまうと、投稿が世界中の人の目に晒されることになり、取り返しがつかないことにまで発展ますので。

そして、ネットの記事は消したからといって無罪になるわけではありません。運営者のサーバーに眠っています。

過度に自身の批判や中傷をされた場合は、訴訟を起こすことで名誉回復を図ることになるでしょう。
社会的評価が下がる前に中傷投稿などはやめましょう。ネットは言い逃げがやりにくい世界です。

FOMO(取り残され不安)に気をつける

FOMOは、フォーモとよび、Fear Of Missing Outの略でもあります。
日本語では取り残され不安という状態のことを言います。

この状態に陥ると、「みんなの流れについていかないと…」という焦りなどから必要以上にSNSのタイムラインを確認することで、疲弊してしまう状態に陥る可能性があります。

「世の中を常にキャッチアップ!」なんていう言葉もありますが、行き過ぎるとFOMOになる可能性もある・・そんなツールがSNSなのです。

対策:FOMOに対する対策は、通知の多いLINEやメッセンジャーアプリなどの通知機能をオフにする、デジタルデトックスということでデジタル機器から距離を置くということで対応も有効です。

ウェブ技術者で情報を追いかけ続けないといけない状態によく陥る私は
キャンプというアウトドアアクティビティを積極的に活用することで、FOMOの状態に陥らないよう工夫をしています。
うさ夫キャンプのYouTubeチャンネルはこちら

まとめ

今回のブログの内容をまとめますと、

SNSは便利で楽しいというツールである一方、今回お話したような心理状態に陥りやすい罠もあります。それは、承認欲求であったり、他人との比較の強化であったり、過度な同調圧力に巻き込まれたりして、不安になりやすいものです。

そのような心理状態に少しでも気づくことができたら、少しSNSなどから距離を置き、心を一旦落ち着ける時間を設けることも必要です。

そのような状態を意識することで、よりSNSを「自分が楽しめるツール」として使っていきましょう!

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