WP-CLIでWordPressをアップデートする方法

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WP-CLIで簡単にWordPressをアップデートする方法

WordPress のアップデート作業は管理画面から手動で行う方法もありますが、WP-CLI(WordPress Command Line Interface)を使うことでコマンド操作で手早く、また自動化も可能になります。ここでは、WP-CLI を使ったアップデートの基本手順とその例をご紹介します。

なお、WP-CLIはターミナルなどコマンドラインツールを使って、WordPressが配置されているサーバーにSSHログインが可能な場合に限ります。

WP-CLI の準備

まず、WP-CLI がサーバーにインストールされているか確認しましょう。以下のコマンドを実行して、バージョン情報が表示されれば正常にインストールされています。

# wp --info

WordPress本体のアップデート

WordPress のコアファイルを最新バージョンにアップデートするには、以下のコマンドを実行します。

# wp core update

このコマンドにより、最新の WordPress コアファイルがダウンロード・更新されます。実行後は、アップデートが完了したことを確認しましょう。

コアバージョンを指定(Ver.6.6.2を例に)する場合は、以下のコマンドを実行します。

# wp core update --version=6.6.2 --force

プラグインのアップデート

インストールされている全てのプラグインを一括でアップデートするには、次のコマンドを使います。

# wp plugin update --all

特定のプラグインだけをアップデートする場合は、プラグインのスラッグを指定して実行できます。

# wp plugin update plugin-slug

テーマのアップデート

テーマのアップデートも同様に、一括アップデートする場合は次のコマンドを実行します。

# wp theme update --all

特定のテーマのみをアップデートしたい場合は、テーマのスラッグを指定してください。

# wp theme update theme-slug

アップデート前のバックアップ

アップデート作業を行う前に、必ずデータベースとファイルのバックアップを取っておくことを推奨します。WP-CLI を使ってデータベースのエクスポートを行う場合は、以下のようにコマンドを実行します。

# wp db export backup.sql

このようにしておくことで、万が一アップデート後に問題が発生した場合でも、元の状態に戻すことができます。

まとめ

WP-CLI を使うことで、コマンド一つで WordPress のコア、プラグイン、テーマのアップデートが可能になります。以下の手順で作業を進めると、管理画面を介さずに効率的にアップデートを実施できます。

• WP-CLI のインストール確認

wp --info

• WordPress本体のアップデート

wp core update

• プラグインのアップデート

wp plugin update --all

• テーマのアップデート

wp theme update --all

• バックアップの実施

wp db export backup.sql

これらの手順を活用して、日常のメンテナンス作業の効率化などをまずは自鯖にてお試しください!

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