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はじめに
今手元にスマートフォンはありますか??
スマートフォンは若い方はもちろん、ネットを積極的には使わない人までも持つ時代になりました。
そしてスマートフォンはインターネットに常に繋がっている機械になります。
そんな背景から、インターネットを使っていないとしても、インターネットを利用する上での「セキュリティ意識」を持つということは非常に重要です。
「うさ夫のネットセキュリティ」では、なるべく知らない人がとっつきやすくネットのあれこれを体得することができるように、コンテンツなどを作成していきますので、是非最後までご覧ください。
今回のテーマは、「ある日突然届いた詐欺メールの対応方法」です。
☆この記事の最後に動画コンテンツも用意しております。動画でご覧になりたい方はここをクリックしてください。
うさ夫の自己紹介
インターネットに関わって30年、Twitterは今日時点で15年以上利用しているネットジャンキーで、現役ウェブ技術者・デザイナーでもあります。技術は独学で習得し、非常に遠回りをしながら野生の周辺知識を持ってネットセキュリティやSNS防衛などに役立てています。要望により、ネット教室の講師なども行っています。お硬い授業が嫌いです。
詐欺メールの定義・事例
そもそも、詐欺メールとは何か?というと、人を騙す目的文書が作られたメールで、結果としてカード番号や個人の情報を抜こうとするものです。
「わかりやすいもの」から「わかりにくいもの」まで様々ありますが、今回はみなさんよく利用されるAmazonを騙ったメールをご紹介します。
例えば以下のような文例です。
Аmazon お客様 Аma]zon に登録いただいたお客様に、Аmazon アカウントの情報更新をお届けします。 残念ながら、Аmazon のアカウントを更新できませんでした。(1) 今回は、カードが期限切れになってるか、請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由でカードの情報を更新できませんでした。 アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するため АmaIHZzon アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。(3) -Аmazon ログイン- なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきます(2)ので、予めご了承ください。 アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合 お問い合わせ: Ama9zonカスタマーサービス。
これは私のところに実際に届いたメール(一部改版しています)ですが、このメールの目的は、情報を盗むことを目標にしたものです。
(1)で
>Amazonアカウントの情報が更新できなかったと
疑問や焦りを生む理由を挙げ、
(2)で
>24時間以内にご確認がない場合にアカウントの利用制限をさせていただきますと
さらに行動を急がせる内容が書かれています。
そして(3)のAmazonログインをクリックするように繋げています。(クリックしちゃダメですよ)
仮にメール内のAmazonログインボタンをクリックすると、Amazonのログイン画面が表示されます。
Amazonのログイン画面だから別に普通にログインしたら良いんじゃない?と思われるかと思いますが、これ、偽物に誘導されているのです。何回ログインしようとしても本当のAmazonにはつながりません。
ではなぜこのようなことをするのでしょうか?
なぜこのようなメールを送ってくるのか?
なぜこのような詐欺メールを送ってくるのでしょうか?
メールの送信元である、犯人の目的は明確です。
それはあなたの個人情報を盗むことが目的です。
まずログインする際に何の情報を使いますか??
Amazonではメールアドレスとパスワードを使ってログインします。
先ほどの偽のAmazonログインのページに、本物のAmazonのページだと間違えて
メールとパスワードを入力すると、犯人側のサーバーにあなたのAmazon ID(メール)とパスワードが保管されるのです。このIDとパスワードを利用して、勝手に買い物などされてしまいます。
そして例えばその次のページに進めたとして、
ー クレジットカードを再登録してください ー
などど言われてカード情報を入力しようものなら、あなたのカード情報まで犯人側のサーバーに保管されてしまいます。
カードが不正利用されること間違いなしです。
このようにして、詐欺メール送信者はあなたの情報を抜き出そうといつも手を変え品をかえ迷惑メールを送ってくるのです。
騙されないようにするたった一つの方法
迷惑メールを見分ける方法は、例えばメールヘッダを見たりとかドメインを見たりとかいろんな方法があるのですが、一番簡単な方法は、このようなメールは本物であれ、偽物であれ全て無視することが一番間違いないかなと考えています。
では、本物のメールだったらどうするの??とご心配かと思います。
そのような場合(今回提示した例を想定)は、まずGoogleでAmazonの問い合わせ場所の検索を行います。「Amazon 問い合わせ」を検索すると上位にAmazonの問い合わせページが表示されます。
Google検索で上位表示される検索結果は、メールより信頼性が高いため、検索結果をクリックすることでAmazonの問い合わせを行うページに移動できます。そこで必要な手順を確認しつつ、問い合わせを行なってください。
もし騙されてしまった場合は
ただ、もう詐欺メールのリンクに移動してカード番号など伝えてしまった!被害が出てしまった!と言う場合は、警察のサイバー犯罪捜査窓口までご相談ください。
お近くに相談しやすい警察窓口がある場合はそちらでも大丈夫です。
最後に
うさ夫のネットセキュリティでは、このような形で事例をあげられるものについては事例を挙げながら、事例をあげにくいものに関してはわかりやすい例え話などを使って、皆様に勉強だけでは学びにくいネット知識を楽しくお伝えできたらと考えておりますので、ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
そして、うさ夫チャンネルでは、今回の内容に関連するyoutube動画も掲載しています。
最後にご案内いたしますので、お時間ある時にでもご覧ください!
またよろしければチャンネル登録いただけるとコンテンツ制作の励み、生きる励みになります。
本日は、最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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