SNS投稿について女性はもちろん男性キャンパーも注意すべき点

うさ夫のネットセキュリティ

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

皆様こんにちは。コンピュータに関わって30年超えるキャンプインストラクターうさ夫です。

キャンプ中のSNS投稿って楽しいですよね!
きれいな場所や自分のテント・素晴らしい夜景の写真を共有したい!などなど。私もよく投稿します。

しかしそのような投稿ひとつひとつの
素晴らしい投稿の裏にリスクが潜んでいることをご存じですか?

今回はキャンプブームに伴って
増加するSNS投稿についてのリスクと対策などを事例などを踏まえながらお話しさせていただきます。

この記事は
普段の生活にも役に立ちますので、ぜひ最後までご覧ください。

※なお、今回はSNS起点の犯罪抑止について語っていますが、SNSを参照せずに発生する犯罪に関してはまた後日検討記事を記載いたします。

危ないSNS投稿

SNS投稿については生活していく上でたくさん投稿するきっかけが存在します。

例えば、

「今〇〇キャンプ場にいます!」といった、今いる場所・今いる場所の写真の投稿
・「今日はソロでキャンプに来ました!」といった投稿
・「今キャンプ場でバーベキューやってます!」などの投稿
・YouTubeライブなどライブ配信機能を使った投稿
・GPSでのチェックインタグの投稿

です。今回、これらをの投稿を行ったときのリスクを検証していきます。

回答から先に言ってしまうと、

これら全て揃えば今いる位置などがモロバレですが、一つの項目でも第三者に居場所を特定される可能性があります。

具体的にどのような情報を読み取ることができるかを上げていきます。

1)今キャンプ場にいる今キャンプ場でバーベキューやってます 
ということは、
自宅にはいない という情報が読み取れます。GPSでのチェックインタグを残すことも同様です。


2)今日ソロでキャンプに来た 
ということは、 
自宅にいない上に知人などもいない単独行動をしている可能性があると読み取れます。


3)そして ライブ配信を行う
リアルタイムで居場所やソロなどの情報が補強され、さらに性別が特定されます。

以上のように、個人の属性情報がモロバレになるということがSNSの特徴でもあります。

先に挙げた事例から、さまざまなリスクが発生する可能性がありますが、
一番懸念すべきは、
同じキャンプ場にいるキャンパー同士の犯罪以外

「キャンプ先の土地にに詳しい
全くキャンプと関係ない人間が警備や人流の少ない時間を狙って犯罪行為を行う」などのリスクを増大させます。

このような犯罪は証拠が残りにくいため、
キャンパー側で何か対策しておかないと泣き寝入りすることになりかねません。

SNSを比較的安全に使うための対策

では、このようなSNS由来の犯罪を防ぐためにはどのようなことを実践すればよいのでしょうか?

一番の対策は

「SNSに投稿しない」

なのですが、やはりそれはちょっと難しいですよね。。

というわけで私が日々実践していることを列挙していきます。
空振りになる可能性もありますが、何も対策しないよりはマシということで少しでも参考になれば幸いです。

リアタイが必要ない場合以外は投稿の時間軸をずらす

これは今〇〇にいます!という投稿をなるべく減らし、〇〇にいきました!という事後報告スタイルに変更するという方法です。

これはSNSを検索することによってターゲットを狙っている犯罪者に対して有効です。

ソロキャンということを言わない

これは実際難しいと思いますが、犯罪抑止という意味では効果が期待できます。
ソロキャンプを行ったことは後日補足する形で伝えるといいのかなと考えます。

ソロの場合は他人との連携を投稿でちらつかせる

ソロでかつリアルタイムでの投稿をしてしまっている場合は、なるべく他人と一緒に楽しんでいる・または隣のサイトの人とやり取りがある 感が出る投稿を混ぜておくのも一つの手段です。

防犯意識の高さを常々投稿する

キャンプの防犯について語っておくのも一つの手です。防犯ブザーを持ち歩いていることや、携帯型の防犯カメラを使っているなどの投稿を行うと、それを見た犯罪者は犯罪実行に二の足を踏むことが大いに考えられます
筆者は実際に監視カメラなどを使用していますので、万が一犯罪を実行されたときでも動画データなどは確実に残る方法で運用しています。

テント内の写真を投稿しない

犯罪者のヒントになるようなテント内の写真をなるべく投稿しないようにしています。

テント内の写真を公開することによって、犯罪者が簡単にアクセスできる経路や現在の防犯設備を知らせてしまうことになるため、なるべくサイト内は公開しないことをお勧めします。

自宅のセキュリティを強化する

キャンプ場などに行っている投稿をリアルタイムで行ってしまった場合は、自宅を空けていると宣伝しているようなものです。
そのような状況で空き巣に入られることを防ぐために、頻繁に家を開ける方は防犯カメラなどを自宅に設置するなど、セキュリティ強化の検討をお勧めします

または人が自宅にいることを推測させる投稿などを織り交ぜると良いです。

最後に

現在はSNSは生活から切り離せないツールとなってきています。

本来人間が豊かになるために使われるべきツールが逆に犯罪利用されるケースも増え続けています。このような状況を知ることで少しでも皆様に対しての犯罪被害が少なくなっていくといいなと考えております。

現状を知っておくことで、対策も考えられるというものですので、過度に恐れることなく、日頃の生活に少しプラスする形でこのブログをご覧いただけたら嬉しいです。

次回記事では、SNSが絡まない状況でのキャンプ中の犯罪抑止について検討していきたいと考えておりますので、是非このブログのブックマークをお願いいたします。

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最後までご覧いただきありがとうございました!

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