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GoPro(ゴープロ)を使った長時間ウェブ配信のためのカスタマイズ方法
皆さまこんにちは。
この記事では、GoPro(ゴープロ)8と GoPro9をカスタマイズして、
ウェブカメラとして12時間連続稼働させた話をさせていただきます。
アクションカメラとして非常に優秀なGoProは定点カメラとしても非常に小回りのきく優秀なカメラです。
しかし、GoProの標準状態では長時間運用時に若干難があり、
連続稼働時に本体が熱くなるという声が多く、
熱くなりすぎたために熱暴走を起こしてゴープロが1時間程度でシャットダウンしてしまう
という状態になることも多いようです。
今回は、そのGoProに対して(過剰な?)対策を施した上で連続稼働をさせようというものです。
GoPro8、GoPro9を使用しますが、HDMI出力で映像をカメラから取りたいため、
いずれもMediaMod メディアモジュラーを装着済みという状態にしています。
ちなみに、今回の気候条件は気温は24℃、直射日光の影響はなしの室内での運用事例です。
まずはバッテリーを抜き、ACアダプタ運用に変更する
カメラを運用していて発熱する場所は、主に本体フレームとバッテリーになります。
その中でもバッテリー周辺の発熱がGoProはかなり多く、
筐体面積の狭いGoProではバッテリーと本体の発熱との悪循環が発生しやすいです。
今回はそのバッテリーそのものを本体から外してしまい、
GoPro mediamod メディアモジュラーに用意されている
USB-Cポートに対してUSBケーブルを差し込み、外部給電を行います。
カメラスタンドの足元にテーブルタップを準備し、
ACアダプタ→USB-Cという流れで給電を行いましたが、
ACアダプタがない場合は大容量バッテリーなどでも代用できます。
ヒートシンクを本体に取り付ける
GoProは発熱時本体全体が熱くなるため、本体をなるべく多くの空気に晒す必要がありますが、
今回mediamod メディアモジュラーをつけたために本体露出部分が非常に限られてきます。
この状況は排熱を考えると良くない状態です。
そんな状態を少しでも改善させるために、今回、ヒートシンクを使用します。
使用したヒートシンクは下記の商品を購入し、本体前面のフレーム部に貼り付け、使用しました。
どのように取り付けているかは、こちらの写真を参考にご覧ください。
ハンディーファンを取り付ける
ここまで本体に対してカスタマイズを施しましたが、
前述したヒートシンクに対して室内ではほとんど風が発生しませんので、
積極的な冷却効果を得るためにヒートシンクに風を当てます。
その風は、カメラスタンドなどに外部電源やバッテリーで動作する
ハンディーファンをくくりつけて作り出します。
ここで作り出した風をGoProに取り付けているヒートシンクに当ててあげるという流れです。
なんか手作り感満載な絵面ですね。
カスタマイズ全景
カスタマイズを実施したGoProの全景は下記の感じになりました。
今回のカスタマイズで連続12時間稼働は確認できました。
連続稼働終了時点での本体の熱はほとんど感じず、後12時間くらいは余裕で連続稼働できそうな雰囲気でした。
今回、GoProを連続運用させるために私が実施した機械的なカスタマイズ
をお伝えいたしましたが、次回は設定についてもお話しできればと思います。
この記事が何かのお役に立てれば幸いです。
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