【更新】小学生や中学生の子供にSNSを教えるには何が必要か?(綺麗事抜き)

うさ夫のネットセキュリティ

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

子供にSNSを教えるためには何が必要か?

※2024年3月13日更新

皆様こんにちは。うさ夫です。

今回は、小学生や中学生の子供にSNSを教えるためには何が必要か?ということを、
30年以上インターネットに関わってきたうさ夫の独自視点から
考えていきたいと思います。

SNSは、大人も子供も、良い人も悪い人も、いろんな属性の人が存在する仮想空間です。

そんな環境で情報発信や情報取得などを行う場合、さまざまな前提知識が必要になってきますが、
今の日本では、スマートフォンなどの普及により、一般家庭からSNSなどの空間へのアクセスが非常に容易になっています。

ネットの知識のない子供でも、
スマホさえあればSNSを見ることができ、
参加することもできるわけです。

そのような空間の中で、友好的な繋がりのみが構築できていけば良いですが、
不意に悪い人たちとつながることで犯罪などに巻き込まれる可能性も事実あります。

子供へSNS利用を規制することはすごく簡単な対処法ではあるのですが、
禁止されるとやりたくなるのが人間というもので、
大人の見えない場所でSNSを試してみたりするわけです。

そんな場面で最悪の事態が発生しないとも限りません。

今回、SNSを利用することによって想定されるいろいろな事象を踏まえながら、
子供にどのような形でSNS利用を教えていくか、を考えていきたいと思います。

インターネットとは何か??

まず第一に、必要なことですが、
インターネットとは何かを教えておくことです。

インターネットで取れるコンテンツの中身や情報が全て真実ではないこと、
教える側に立つ大人(ここでいう大人はご家庭のお父さん、お母さんを指します)が
SNSを知っておくこと
が重要です。

いますぐ子供が利用するであろうSNSに、あなたご自身が参加してみてください。
SNSはどのような世界なのかが見えてくるはずです。

大人がSNSを知らないことには、
リアルタイムで事態が進んでいくSNSの世界で、
子供に今何が起こっているかを把握することができず、
間違った対応をとってしまいかねません。

学校に対応を任せきりになったり、
はたまたSNSの事故を学校の責任にしたりすることが発生するかもしれません。

ご自身でSNSを体験して、他人とSNS上でやりとりをし、何度か成功や失敗した経験を積んでおくことで、子供が困った時でもある程度の現状把握ができ、その現状に対応できる胆力をつけておくことが重要です。

子供がなんでも相談できる、相談窓口を常に開放しておく

次に、

子供がいつでもなんでも相談できる、相談窓口を常に開放しておくことが重要です。

SNSを利用する上で、このまま会話を続けても良いのかわからないけど親に相談しにくい
こういう状態になってしまったけど、親に相談できない
といった状況を作らないためにも、普段から困ったことがあったら怒らないから相談してほしい、等、相談しやすい空気を作っておくと良いと考えます。

例えば、普段の会話の中に、極端なSNSでの事件などを挙げて子供に説明することで、
送ってはいけない画像や拡散してはいけない記事などを教えていくことを少しずつでも積み上げていくことが大切です。

そうすることで、間違った画像を送ってしまう前に親に相談したり、
送ることを躊躇う考え方を育んでいくことができます。

通常ですと、間違いを経験することで自身で学んでいくことができるものなのですが、
間違うと取り返しのつかないことになる事もあるのがネットの世界ですので、
本当にまずいことは事前にしつこく教えておくことが必要なのかなと考えます。

文字の先には人がいる

大人のSNS利用者でも理解していないことが多いですが、

文字の先には人がいる

ことをしつこい程教えておく必要があります。

ひどいことを言えば傷つきもしますし、集団で言葉をぶつけたり、あからさまに無視したりすれば
集団いじめと同様に心身とも疲れ果てます。

何かあれば、現実世界と同様に犯罪に問われますし、
損害賠償等の義務を負う可能性もあります。

ですので、

ネットも現実世界と同様

ということを理解できるまで、しつこいくらいにネットが何か、SNSは何か、ということを教えていくことを忘れないようにしないといけません。

そして、大人である我々も、SNSを使うにあたって、常に勉強をしていかなければならないと考えます。

この記事のまとめ

今回の内容をまとめると、

インターネットとは何かを教えておくこと

・教える側に立つ大人(ここでいう大人はご家庭のお父さん、お母さんを指します)がSNSを知っておくこと

・子供がなんでも相談できる、相談窓口を常に開放しておくこと

・文字の先には人がいる

・ネットも現実世界と同様

となります。
大人の方自身がネット知識を得る事が何よりまず重要となりますので、
もしよろしければ参考になさってください。

また、こんなやり方で子供にネットを教えているよというご意見などもぜひ投稿いただけますと幸いです。

せっかくテクノロジーを使うのであれば、みんなが幸せになる方法を考えていきたいですね。

次回は、大人がSNSを使うために必要な心構えをお話しできればと思います。

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本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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