有段者が考える一番の護身術は、「逃げる」こと。

セキュリティ

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

皆様こんにちは。

今YouTubeなどの動画サイトで、暴漢などに襲われた際の対処法として、蹴りや金的などの紹介がされているコンテンツを散見します。

自分は合気道の初段を取得しておりますが、平常時に見るとこのような動画はなんとなく勇敢でカッコイイ感じがしますよね。危機的状態に陥っても対応できそう、これで夜道も安心!なんてですね。

しかし、断言します。暴漢に遭遇した場合は、

戦おうとせず逃げることに全力を傾けてください!

逃げるが勝ちといいますが、ほんとそれです。

まず、人を襲おうなどとする人は、アドレナリンによって興奮状態にあったりします。そうすると痛みに対する感覚も鈍り、力も強いという場合が考えられます。特に力の弱い人などは、腕を掴まれるだけでも逃げることは難しくなるでしょう。

ましてや相手が武器などを持っている場合は、まず勝てません。拘束されるのがオチです。

ですから、安易にYouTubeなどで「こんな護身術を身につけていれば、このように対応すればいいですよ!」的な指南をすることはすごく危険だと思うのです。

護身術は、様々な技を習いますが、それは、危機的な状況に陥る一歩手前で自分が「正確に正しい行動を判断できる冷静さ」を体得するためのものであると考えますし、私自身もそのように心がけています。

ですので、今巷に溢れている護身術動画は、あなた自身が武道の訓練をされていないのであれば、実戦で試すことだけはしないでください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

Amazon プライム対象
タイトルとURLをコピーしました