皆様こんにちは。うさ夫です。
WordPressは世界中で広く使われているCMSですが、その普及度の高さゆえに、常に攻撃者の標的となりやすいのも事実です。
この記事では、2025年5月時点で報告されているWordPress関連の主要なセキュリティ脆弱性をまとめるとともに、サイトを守るための基本的なセキュリティ対策も紹介します。
主な脆弱性の一覧
1. Popup and Slider Builder by Depicter
用途:Webサイトにポップアップやスライダー(画像や動画のスライドショー)を簡単に追加できるビジュアルビルダー。
脆弱性内容:SQLインジェクション(CVE-2025-2011)
影響バージョン:3.6.1以前
危険度:高(CVSS 7.5)
概要:入力値のエスケープ処理に不備があり、攻撃者が任意のSQL文を実行できる可能性があります。
対応策:バージョン3.6.2以上にアップデートが必要です
2. WP Crontrol
用途:WordPress内で使われている「cron(自動実行スケジュール)」を管理するツール。
脆弱性内容:リモートコード実行の恐れ(CVE-2024-28850)
影響バージョン:1.16.1以前
危険度:高(CVSS 7.5)
概要:特定の条件下で、攻撃者が任意のコードを実行できる脆弱性。
対応策:1.16.2にアップデートを行います
3. OttoKit(旧:SureTriggers)
用途:さまざまなプラグインや外部サービスを自動連携・自動化するワークフローツール。
脆弱性内容:認証処理の不備(CVE-2025-27007)
概要:REST APIの認証に不備があり、不正なアクセスが可能となるリスク。
対応策:最新版が提供されている場合は即時アップデートを推奨します
4. WP Ghost(Hide My WP Ghost)
用途:WordPressの構造を隠し、不正アクセスを防ぐためのセキュリティ対策ツール。
脆弱性内容:ローカルファイルインクルージョンからのリモートコード実行(CVE-2025-26909)
影響バージョン:5.4.02以前
危険度:非常に高(CVSS 9.6)
概要:外部からのURLパラメータにより、任意ファイルの読み込み・実行が可能となる。
対応策:最新版へのアップデート必須です
WordPressプラグインなどのセキュリティ情報は非常に重要です
WordPressは便利で強力なツールですが、セキュリティ管理が甘いと被害に直結します。
特に最近では、脆弱性が公開されてわずか90分以内に実際の攻撃が始まったケースも報告されています。
「うちは大丈夫」ではなく、常に最新情報をチェックし、リスクを最小化する習慣をつけましょう。
おすすめリンク
JVN(Japan Vulnerability Notes)
Wordfence Blog
KUSANAGI公式脆弱性情報
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